インターネット調査をマーケティングに役立てよう!
クローズ型の調査
様々なマーケティングに関わる調査には、クローズ型とオープン型の大きく2つのタイプに分けることができます。
前者は特定の人たちに非公開形式で行うことを言い、後者は広告などで回答者を広く呼び掛けて行うことを言います。
クローズ型の中心となるのはインターネット調査です。インターネットが普及したいま、様々な調査をオンラインで簡単にできるようになり、調査の方法が大きく変わりました。
その中でも盛んに行われているのが、アンケートによるインターネット調査です。100万人以上の会員数を誇る調査サイトが多数あり、その会員に対してランダムにアンケートを募集します。
会員は、短いアンケートの場合は1回につき2~3円、長いものになると100程度の報酬を得ることができるシステムになっています。得意とするアンケートにのみに答えることもできますし、継続的に長期間にわたって行われるタイプのものもあります。
たとえば日用品や食品の買い物の内容を調べる調査などが良く知られています。
インターネット調査におけるオープン型とは
インターネット調査の種類のうち、オープン型の特徴やメリットについて気になる人は少なくないのではないでしょうか。
アンケートを活用するインターネット調査には主に、調査対象を設定して実施する方法と、不特定多数を対象とする方法に分けられます。
前者は男性や女性限定であったり、年齢が50代限定や20代から40代までなど、特定の層に対してアプローチできるのが特徴です。
一方、後者は年齢や性別、居住している地域などを入力してもらう形で、不特定多数の調査を行えるのが大きな違いです。この不特定多数を対象としたインターネット調査をオープン型といい、幅広い層から属性を含めてアンケートを回収できる点にメリットがあります。
具体的にはユーザー層の中でも最もユーザー数が多い層を特定したり、属性順にユーザーの規模を調べるといったことができます。インターネット調査は種類によって適材適所がありますから、目的や希望に合わせて使い分けるのが正解ではないでしょうか。